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  モチベーションの考察  

人のモチベーション(行動の動機付け)には3種類あります。
一つめは報酬のモチベーション
これは行動することにより得られる利益が明確になっている場合
人は行動に移そうとします。
二つ目は恐怖のモチベーション(これから先の不安、恐怖に対しての防衛的反応からくる行動)
上にあげた二つのモチベーションは、人の行動を促す上でもっとも手軽に
活用できる特徴がありますので
対人間関係のあらゆる場面で意識、無意識に応用されています。
例えば、人間関係の駆け引きがこの人の心理を巧みに使っているわけです。
それから交渉事の寝業師(ねわざし)と呼ばれる人達
そして広告などの人を購買行動に誘導する手法として
現在の日常生活をさらに便利で、快適さを訴える
もしくは現状のままでいると損失や将来不安を訴えることにより
人を感情(潜在意識)レベルで刺激を与え
売り上げに繋げていく手法です。
人々をある一定行動に誘導するにはこの2つのモチベーション(ここではひとを行動に移させること)が、
最も効果があります。
その理由は、
人は本能的に快をもとめていることと
今の置かれている苦痛(不安、恐怖、悩み、痛み等)から逃れたいからです。
3つ目のモチベーションについてお話します。
それは自己の内発的による永続的モチベーションです。
(セルフ・モチベーション)
これは今までの2つの報酬と恐怖と言う外部からの刺激に対して
ある種の本能的条件反射としての行動でした。
今回のモチベーションは自己の内部から自発的に起きてくる
やる気と言ってもいいかもしれません。
前の2つと3つ目を比べてどこが違うかといいますと、
一時的なものなのかそれとも永続的なものかの違いになります。
わかりやすい例を上げてみましょう。
あなたが何か本やあるいは、人またセミナー、講演で何か刺激をうけたとします。
そのときは確かに一時的に興奮してやる気がでたりします。
しかし、それが何日つづくのでしょうか?
一週間ぐらいでしょうか?
ほとんどの人が時間とともにその時の感情と、やる気が薄れてしまいます。
(中には続く人がいますが、それは3番目のモチベーションが既にかかっている人達です。)
もう一つ別の例を取り上げてみます。
馬をイメージしてみて下さい。
モチベーションの前回の報酬パターンに照らし合わせた場合、
馬の前にニンジンをぶら下げます。(よく使われる例ですね)
最初馬はニンジンが食べられると思い
一生懸命前に進もうとします。
これが人を意識的に誘導する心理操作と一緒です。
しかし、
いずれ絶対に食べられないと分かると馬もいうことをきかなくなるかもしれません。
報酬、恐怖の動機付けも慣れてくると長続きはしません。
こんどは、馬を広い放牧場に放したとします。
その時馬は本来馬の持っているエネルギーを全快に自由快適に走りまわりだすことでしょう。
これが実は3番目モチベーションなんです。
これは調度マズロー欲求階段説のだい5番目にあたる自己実現の欲求にあたります。
生理的欲求
↓ 安全欲求
↓ 社会的欲求
↓ 自我の欲求(自尊心欲求)
↓ 自己実現欲求(成長欲求)
以上がマズローのとなえた人の行動には段階ごとに進んでいく心理学説です。
調度横系列と縦系列の比較で考えてみると分かりやすいかもしれません。
今回のまとめですが
良くモチベーションをださなければと頭では考えるのですが
実際やる気が出てこない、または長続きがしない場合
前回の2つのモチベーションと今回のマズローの欲求階段説を参考にしてみると
良いかもしれませんね。
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